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- 2024.01.07 Sunday
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今回は世界遺産白川郷です
白川郷、五ケ山の合掌造り集落は岐阜県大野町白川村にあります
住居の特徴として大きく屋根に勾配をつけて、小面積でありながら屋根裏部屋を広く取ることで
雪の豪雪地帯での作業を可能とした特殊な屋根を持つ住居である
屋根裏での養蚕作業や、ひえやあわの諸作業、和紙作り等を可能としている
ここ白川の合掌造りの特徴は、全て南北に妻の部分が向けてあるとゆうことです
冬の冷たい風をさえぎり。夏は屋根裏の窓を開けて陽を沢山浴びて風通しを良くして蚕を守る役目となっています
屋根はもちろん茅葺屋根です。屋根の葺き替えは、30年から40年に一度行います
この葺き替えには、非常に多くの人手を要する為、近隣住民で互助の組織を作り(組)と呼んでいます
その組を土台として結いを行うこと結いと呼ばれ 茅葺の葺き替えに必要なこの結いは鎌倉時代よりこの地に根付き絶やさず協力しあうことで人口流出や、志の一体感により浄土真宗の信仰の起源にも与えてきたものでもあるといえる
これら茅葺の屋根はその構造が合理的であり論理的であるとゆう点においては、日本全国を通じても
全く独特なものであると、ドイツの建築家ブルーノ、タウトは論じている
以前は300もの合掌造りの家があったとされるが、第二次大戦以降ダム建設による電源確保や
産業衰退、人口流出により半減したとされている
途中、和田家等拝見させていただきました 屋根には釘の変わりに、棟から母屋や.垂木へと腐りや緩みを考え縄で幾重にも縛られていました 一階で炊く囲炉裏からの煙がわら屋根に染み害虫駆除や、乾燥に一役かっているものでした
それらの苦労を考えず、只ただ雪に埋もれる白川の家々の美しさにシャッターを切っている
自分がそこにありました
この茅葺の家を守っていくこ事。この現代社会において、保存していくことの難しさ、を改めて知り、
ここ白川に、住み続けること。そのご苦労に感謝の気持ちで一杯となりました